天は我に味方せり?

ラグビーとかクイズとか三国志とか適当に

インビクタス(ネタバレ注意)

 昨日、久々に映画を見に行った。映画館で見るのは記憶が正しければ人生で2回目になる。

 映画自体見る方ではなく、初めて映画館で映画を見たのは高校2年。よりによってその映画は『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』だったりする(爆)。

 で、今回見たのは『インビクタス』。題材の1つとしてラグビーが使われていて、秩父宮でも宣伝されていた。ラグビー以外でもマンデラ氏のことがテーマになっていたので久々に興味を持って見にいってみようと思った次第である。

 で、その感想なのだが・・・

 全体的に中途半端な感じがした。マンデラ大統領が国を1つにまとめあげていく過程が中心なのかラグビーが中心なのかよくわからずじまい。ラグビーを通して国を1つに・・・というのはわかるのだが、いまひとつすっきりしない感じが残った。もう少しマンデラ大統領の苦悩、黒人や白人の葛藤などが描写されていてもいいのではないか。これではあまりにも上手く国がまとまっていった印象さえうける。実際はそれほど単純ではないはず。

 また、字幕も正直実際に見たものよりも宣伝で使われた訳の方が良かった。
 たとえば、ラグビーワールドカップ(第2回ラグビーワールドカップがモチーフになっている)のことで、マンデラ大統領がスタッフにボクスの評判を聞いたときの場面。

スタッフ「南アフリカはよくて準々決勝だと」

この台詞に対して、秩父宮での宣伝のときでは・・・

マンデラ大統領「専門家の予測では、私はまだ刑務所の中だ」

しかし実際には・・・

マンデラ大統領「専門家にはわからんよ」

英語では最後にしっかりとjail(刑務所、檻)と聞こえたので正直宣伝の訳の方が切り返しとしても上級だと思う。このほかでも宣伝では「我が魂を征すは我なり」という台詞がでてきたのだが実際には一切つかわれず。「私は魂の指揮官なのだ」というのが出てきたが、これでは詩らしくない。

 久々に見たのだが、正直作り方でも翻訳の仕方でももっといいやり方があったのではないか?という感じだった。

 ちなみにラグビーの場面では少しでもラグビーを知っている人であればツッコミ所は多くあるので(ABはそんなタックルあまくないぞ、とかレフリーのジェスチャー違ってないか、とか)それを見てみるのも一興かと。