天は我に味方せり?

ラグビーとかクイズとか三国志とか適当に

ウインドウマンス

 ラグビーのトップリーグは11月に入り、各国の代表チーム同士のテストマッチでリーグ戦が休みになるという「ウインドウマンス」になった。トップリーグ前半、各チームはどうだったのだろうか。

 前半戦6試合を終えて全勝なのは東芝ブレイブルーパス三洋電機ワイルドナイツ。ボーナス点の差で東芝が首位、三洋が2位となっている。東芝は今季新加入のヒルをSOに、キャプテンの廣瀬をWTBに固定。FB立川も戻ってきてメンバーは問題ない。ルール変更にも上手く対応できているようだ。
 三洋は開幕のサントリー戦を制して以降大量得点を叩き出す攻撃力とタックルの鋭さが身上のディフェンスで失点を少なく抑えてきた。SOブラウンの卓越したゲームメークが中心ではあるがそれを補ってあまりあるSO/CTBの入江などの活躍もありこれといった死角は見当たらない。

 この2チームを追いかける立場にいるのが神戸製鋼コベルコスティーラーズサントリーサンゴリアス。神戸はサニックスに黒星を喫したものの、開幕戦で難敵であるNECを破り、昨年のトップ4の一角であるトヨタも撃破した。
 サントリーは開幕戦で三洋に負けたもののその後はIBM九州電力といったところから確実に勝利していたがヤマハ戦で思わぬ敗戦。昨季と比べると後半の失点が目立つのでこの1ヶ月で修正できるか。

 第3集団でプレーオフおよび日本選手権の座を争うことになりそうなのがNECグリーンロケッツヤマハ発動機ジュビロクボタスピアーズ福岡サニックスブルース、近鉄ライナーズ、トヨタ自動車ヴェルブリッツ。NECはSOにヤコが戻ってきた。昨季加入の櫻谷、今季リコーから移籍したロビンスのCTBコンビも機能している。ヤマハは第5節でサントリーに逆転勝ち。前半を終了して星は五分だが浮上の可能性は十分。クボタはSOドゥラームの加入もあり開幕3連勝。負けた試合も接戦になっており相変わらずのしぶとさを発揮している。
 サニックスはコーラとの九州ダービーには負けたが神戸に勝って中位を維持。常に走り回るスタイルは健在。これからは順位が近接した相手との試合が多くなるだけに1試合1試合がカギをにぎる。再昇格の近鉄はここまで健闘しているといっていいだろう。SO重光も他チームのSOと比較しても遜色ないゲームメークでチームを引っ張っている。FLタウファ統悦やCTBイエロメなどの突破に頼る場面が多いが破壊力は14チーム中随一か。トヨタは開幕3連敗で現在10位と今季のTLで最大の波乱を演じている。高柳、豊山の両ベテランPRが同時に抜けたのは厳しいか。セコベ、ライダーの外国人選手やFL/No8の菊谷の突破を上手く活用したい。

 これから残留に向けての争いとなりそうなのはコカコーラウエストレッドスパークス、日本IBMビッグブルー九州電力キューデンヴォルテクス横河武蔵野アトラスターズ。コーラはSO淵上の怪我が響いている。現在先発しているSO福田がどれだけ成長できるかがポカギ。後半戦はリーグ上位との対戦が残っているので勝てそうもない場合に勝ち点を拾っていけるかが残留に向けてのポイントになる。IBMはディフェンスがカギか。一度崩れると取り戻しがきかなくなることも多いのでロースコアの接戦に持ち込んでの逆転or逃げ切りというパターンにしたい。九州電力は得点が14チーム中最少。トライを狙うかPGで確実に得点するかの判断もポイントになる。今季初昇格の横河はまだ勝利が無いが、第6節のサントリー戦では前半リードして折り返すなど良い部分も出てきている。まだリーグ下位との試合も残っているのでなんとかして初勝利をあげたい。1つ勝つとチームも勢いがつくものである。

 代表はアメリカ代表と2試合テストマッチを行い、12月にリーグ戦が再開される。リーグ戦もこれから本格化するが、代表戦も目が離せなくなってきそうである。今月の代表戦、ぜひ勝って終えてほしいものである。